多磨霊園の9平米の敷地のお墓所改修工事を担当しました。

さっぱりした手入れのかからないイメージをご要望されました。お母様のご納骨に合わせて施工する事になりました。


植木の取り除き、外柵の基礎を撤去します。

外柵の施工と真砂土による防草加工を施します。


シンプルでさっぱりした内容に仕上がり、裏面のペイントも入れ直し、カロートも清掃してお客様にお喜び頂きました。
ご家族でお揃いでご納骨も無事に終えることができました。
多磨霊園にガラスのお墓が完成しました。
ガラスは「光り墓」4th placeアートガラス、種類はパールクラッシュオパール、オプションにはオーバル加工と家名の彫刻が施されました。陽が光り輝くように透過します。
今回のご依頼を頂いた際、お施主様は息子さんのために作られるということをお話し下さいました。
少しでも気持ちが明るくなるようなそんな提案に努めました。
お施主様からは植木を植えたいとのことで、石碑の裏側にプランターを収められるサンクンスペースを取りました。
外柵の石はガラスを引き立てるアメリカ産のベゼルホワイトをご提案しました。大理石のような白い石材です。
これからどのような花を植えようか、そのような楽しみ方もして頂きたいと思います。
お引渡しの時の写真です。天国のご主人を思い出しているかのようです。
多磨霊園の防草施工を行いました。
雑草を取り除き、床を整え倉敷から取り寄せた真砂土を敷きます。
その後散水し、締め固めします。
施工前
施工後
外柵と石塔にはコケ落としなど2回の洗浄を行いました。
防草施工をした後ですが、真砂土は天然成分なので全く草が生えない訳ではありませんが、
お手入れは格段に楽になります。写真のような白河石は安山岩で水分を含みやすいので、
きわの部分はどうしても生えてしまいます。その場合でも簡単に取ることができます。
磨かれた御影石の場合はより効果があります。仕上げの砂利は本伊勢砂利を使用しました。
化粧砂利も大きめの粒で薄く敷いたほうが水分が溜まりにくく防草に効果があるようです。
多磨霊園の芝生墓地に浮金石の洋型墓石を建立させて頂きました。
浮金石は国内で産出する限られた黒御影として福島県黒石山で採掘されます。
黒御影は通称であり、岩石としては斑れい岩に分類されます。
陽光に反射すると金が散りばめられたような独特の石の模様を持つのが特徴です。
採掘量も限られ、墓石として使われる部分は厳選された極めて一部分であり、したがって大変高級な石材になります。
見掛け比重 2.997t/㎥
吸水率 0.011%
圧縮強度 120.82N/㎟
目立つほど存在感がある美しい石ですので、ご紹介させて頂きました。
お客様のご要望で直線的なシンプルな形状になり、竿石は斜めに大きくカットして上向きのすっきりとしたデザインとなりました。
大切な人のお墓に何度も修正を重ねられて、イメージ通りの仕上がりにお客様もご満足して頂けました。
多磨霊園の面積1.83平米のお墓所が完成しました。
お客様と打ち合わせを重ね様々な検討がなされました。
最終案はフラットな形状の洋型となり、インド赤のプレートにファントーニダブルの桜の彫刻が良く映えます。
通路のデザインはお客様のご要望で市松模様とし、余白がないように割り方にこだわりを持って寸法を調整しました。
内部のカロート空間は2段棚となっており、壺で12個収蔵可能です。全て石棺となり、見えない細部ですが広い内部を実現しました。
石材は外柵にロイヤルブラウンを選択されました。
ブラウン系の石目は珍しいですが、均一で安定した石材なので大きい部材も安心して注文できると思いました。洋型のM1Hを引き立てます。
側面の建之にはご家族みんなの直筆の名前を写し取り彫刻されております。亡きお父さんを思い出して書いて頂いたと思います。
ご家族の想いが込められたお墓になりました。
多磨霊園の施工例をご紹介します。
面積は3.4㎡、奥に向かって傾斜があり、地面の基準線を奥にとりました。
基礎工事及びカロートを打設します。
お墓は手を合わせる石碑からなる外観だけでなく、お骨を収める内部空間も広くとってあげる方が好ましいと考えております。
カロートの中は壺で12個は収まる2段棚のスペースと、お骨を土に返せる場所が用意してあります。
地震対策の「泰震」プレート施工により完成。
石碑の石種は人気があるグレー系の中でも目の細かいインド雪花です。
息子さんが正面文字のデザインを考慮し桜のワンポイントが目を引きます。
ご納骨の際はお施主様のお母様とお孫様も含めて4世代が集まり、生前お好きだったワインをお供えされました。
賑やかなご家族に偲ばれて奥様もきっと微笑んでおられると思った埋葬式でした。
(有)榎本石材 榎本高士