多磨霊園の2.55㎡の建墓を担当させて頂きました。
亡くなられたご主人の性格を表して明るいお墓がいいとのご要望を頂きました。

昨年完成しましたが、お施主様である奥様がご主人と離れるのが辛くて、娘さんの説得でやっとご納骨されました。
当日にはお孫さんや友人に見守られてとても賑やかな開眼供養・納骨式となりました。


式が終わり奥様の晴れやかな笑顔を見る事ができました。
榎本石材 榎本高士
多磨霊園の芝生墓地に浮金石の洋型墓石を建立させて頂きました。
浮金石は国内で産出する限られた黒御影として福島県黒石山で採掘されます。
黒御影は通称であり、岩石としては斑れい岩に分類されます。
陽光に反射すると金が散りばめられたような独特の石の模様を持つのが特徴です。
採掘量も限られ、墓石として使われる部分は厳選された極めて一部分であり、したがって大変高級な石材になります。
見掛け比重 2.997t/㎥
吸水率 0.011%
圧縮強度 120.82N/㎟
目立つほど存在感がある美しい石ですので、ご紹介させて頂きました。
お客様のご要望で直線的なシンプルな形状になり、竿石は斜めに大きくカットして上向きのすっきりとしたデザインとなりました。
大切な人のお墓に何度も修正を重ねられて、イメージ通りの仕上がりにお客様もご満足して頂けました。
多磨霊園の面積1.83平米のお墓所が完成しました。
お客様と打ち合わせを重ね様々な検討がなされました。
最終案はフラットな形状の洋型となり、インド赤のプレートにファントーニダブルの桜の彫刻が良く映えます。
通路のデザインはお客様のご要望で市松模様とし、余白がないように割り方にこだわりを持って寸法を調整しました。
内部のカロート空間は2段棚となっており、壺で12個収蔵可能です。全て石棺となり、見えない細部ですが広い内部を実現しました。
石材は外柵にロイヤルブラウンを選択されました。
ブラウン系の石目は珍しいですが、均一で安定した石材なので大きい部材も安心して注文できると思いました。洋型のM1Hを引き立てます。
側面の建之にはご家族みんなの直筆の名前を写し取り彫刻されております。亡きお父さんを思い出して書いて頂いたと思います。
ご家族の想いが込められたお墓になりました。
多磨霊園の施工例をご紹介します。
面積は3.4㎡、奥に向かって傾斜があり、地面の基準線を奥にとりました。
基礎工事及びカロートを打設します。
お墓は手を合わせる石碑からなる外観だけでなく、お骨を収める内部空間も広くとってあげる方が好ましいと考えております。
カロートの中は壺で12個は収まる2段棚のスペースと、お骨を土に返せる場所が用意してあります。
地震対策の「泰震」プレート施工により完成。
石碑の石種は人気があるグレー系の中でも目の細かいインド雪花です。
息子さんが正面文字のデザインを考慮し桜のワンポイントが目を引きます。
ご納骨の際はお施主様のお母様とお孫様も含めて4世代が集まり、生前お好きだったワインをお供えされました。
賑やかなご家族に偲ばれて奥様もきっと微笑んでおられると思った埋葬式でした。
(有)榎本石材 榎本高士
多磨霊園の1.95㎡のお墓所工事を承りました。
滋賀県からご先祖様ご両親の改葬があり、ご先祖様のお骨は土に帰す事になりました。
切り抜いている部分が土に帰すスペースとなります。
カロートの中は本磨きの底板で仕上げてあり、底板を外すと土のスペースが用意されてます。
地震対策用の泰震プレートの設置です。
石材下端に接着剤と金具付きのクッションにより震度7の地震の影響を抑える事が出来ます。
設計のポイントはお客様が洋型の高さに対するご要望があり、
目線が低くならないように各部材を標準より高めに設計しました。
石材はインド材の高級ランクのM1-Hをお選びいただきました。
息子さん夫婦とお孫さんのご家族と共に無事に改葬を終える事が出来ました。
多磨霊園の最も多い形状の1.9平米のお墓所の施工を行いました。
お客様は出来上がると最初の土地より大きく見えるそうです。
今回も基礎を根切りして転圧を行い配筋を行います。
その後コンクリを流し込みます。型枠で囲った部分はお骨を土に帰せるように残します。
特にこのような形状のお墓は重心が後方にかかりやすい為、不同沈下しないよう慎重に基礎工事を行います。
コンクリ打設から1週間以上養生後、石工事を行います。
泰震という地震の揺れを吸収するゲルを石碑の下端に4点付着させて接着剤で固定します。
その周囲に接着剤で目地をしますので、内側と外側両方で接着をする事により、耐震性が高められます。
お墓所が完成しました。使用する石材は外柵・石塔とも茨城県産の真壁小目です。
引渡しの時は仕上がりにお客様も満足して頂きました。
梅雨の時期の埋葬となりましたが、雨に降られず無事に納めさせて頂きました。
父の為に息子さんが建てられたお墓となりました。
(有)榎本石材
TEL:042-361-8282
MAIL:enomoto@minos.ocn.ne.jp
多磨霊園1.95㎡の敷地にガラスモニュメントによるお墓を施工致しました。
亡くなられたご主人様の為に奥様がご家族と相談してガラスの色や形状をお決めになりました。
使用されたガラス材は4thPLACE社の光り墓シリーズで、
ランドグレンモニュメントとしてシアトルで製作された作品です。
土台は中心となるガラスが美しく映り込むようにインド黒御影でも
目が細かいPANを使用しました。
手前の石を手前に引き出して、ふた石をのせて目地を施します。
底板は取り外せる仕様で、土に帰せるスペースが用意されています。
(有)榎本石材
mail:enomoto@minos.ocn.ne.jp
hp:e-stone.info